Fly Me to the Moon

そう、あたしはいつだって、どんなときだって、"あなた"の傍に。

2017-10

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溶かして溶かして、
醜い僕が消えてしまうほどに、
消してください、どうか、、
「君が泣いて、
君の痛みに気付けなかった自分を嫌になった。
そんな僕に君は、「大丈夫だよ」と言って
花のようにあまりにも綺麗に微笑うから、
僕はどうしようもなくたまらなくなって、
思わず涙が溢れて、君を抱きしめた。
君が大切で、大切で、
だけど、たまにそれが負担で、
想う分だけ想われたいと思う傲慢な僕が確かに此処に居て。
君が感じた痛みが酸性雨だといい
君じゃなくていつか、僕を溶かしてくれたらいい。
だって、ねぇ
君の痛みに気づく事が出来なかったならそんなの、
一緒に居る意味なんてないようなものでしょ?
そんな僕なら、要らないから。」





アズリは小さく唄ってた。
俺はそんなアズリに気がついてふ、と立ち上がる。
「アズリ。今の唄、何て唄?」
俺は首を傾げながら訊ねた。不思議な、唄。不思議と心に響いた。其れは何も出来ない誰にでも共通しているようで。何処か滑稽な自分を唄われたような、唄。
「枢の、唄。」
「――え?」
呟いて、アズリは儚げに微笑を浮かべた。


「枢さんの、唄…かー。」
そう言えば聞き覚えがあった気もする。
アズリが昔教えてくれた。
自分が唄を好きになったのは、枢さんに唄の面白さを教わったからだと。
枢さんがよく唄っていた唄。

―――You cried and came to hate oneself who was not able to notice your pain.
Because I said and laughed like a flower slightly too neatly that you "were all right" for such me, I was hopeless and became unbearable, and tears overflowed unintentionally and hugged you.
You are important and are important, and there is surely Becauce, me who is arrogant who want to be yearned for as much as it sometimes yearns with a burden here and.
You should have dissolved me not you that the pain that you felt should have been acid rain sometime.
If I was not able to notice Therefore, a pain of You know, do not there seem to be it, the meaning that there is together?
Because such I am not necessary.


「確か、曲名は、―――It was accompanied with a pain」
確か日本語訳が「それは痛みを伴った」っていう唄。
「……枢さんらしい、唄。」
あの人の何を知っていたわけではないけれど。

何時からだった?
アズリを掴むことが出来なくなったのは。
アズリが遠くなったのは。
ああやっぱり、枢さんが死んでしまってからかな。
風みたいにすり抜けていく。
捕まえたと思ったのに、砂みたいに零れ落ちてく。
形がないみたいに、すり抜けて。
掴みたいと思うのは、傲慢だろうか。
あの人の変わりに守りたいと願うのは、我儘だろうか。








狂ったように唄い続ける。
「アズリにだけ、僕の唄教えてあげます。」
そう言って教えてくれた日本語の、唄。
日本語をまだ話せなかった頃に、流暢な日本語で枢が唄ってくれたあの唄。






「さよなら」













この痛みは酸性雨 いつか僕を溶かすだろう
(痛みに気付きたかっただけ)(それは高望みだった?)
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