Fly Me to the Moon

そう、あたしはいつだって、どんなときだって、"あなた"の傍に。

2017-08

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どうか、どうか、安らかに、、




27時間テレビのしんごちゃんが可愛すぎるという罠。(何さ)
まるちゃんもちゃんと見るよ、しんごちゃん。
でもごろーちゃんとちゅーはどうかと思うよ、しんごちゃん。 
しかも口、って全国のファンが喜ぶよ、しんごちゃん。 by背後← 『愛してた。
愛してたからこそ、狂ってしまった。
君が、他の人のモノになるくらいならば、
僕がこの手で殺してあげる。


さようなら、
さようなら、


―――愛しの林檎姫』














林檎姫に恋をした哀れな王子様は、林檎姫が他の国の王子様と結婚することを知り、悲しくて、悲しくて、狂ってしまいました。
哀しみに狂い、涙に暮れる王子様の前に魔女が現れ、魔女は小さな小瓶を取り出し、王子様の耳元でそっと、囁きます。

「この小瓶に入っているクリームをその唇に塗り、林檎姫の唇に口付けなさい。そうすれば林檎姫は死ぬわ。つまり、林檎姫は永遠に貴方だけのモノになるの。」

魔女の甘い誘惑に、王子様は謝った選択をしてしまったのです。
そう、彼女の取り出したあの小瓶を受け取りその中に入っているクリームを唇に塗って。
王子様は毒のクリームを塗った唇で眠る林檎姫の唇に口付けました。林檎姫はそっと瞳を開けて、涙を流しました。

「王子様。魔女が言っていたことが真実とは分かっていましたが、私はとても悲しいです。けれど、貴方に殺されるのならば本望だから。私は貴方を苦しめましたか?ごめんなさい。それでも信じて欲しいのです。私は貴方を愛しています、王子様……。」

そう言って優しい笑顔と涙を残して林檎姫は死んでいきました。
愛する人の手にかかって。
林檎姫の気持ちを知って、王子様はひどくひどく後悔しました。
ひどくひどく、悲しみました。
だけどもう、遅すぎて、林檎姫は柔らかな微笑と涙を浮かべたまま冷たくなっていって、王子様は壊れてしまったように泣き叫びました。
そして、あの小瓶に入ったクリームを林檎姫の唇に塗り、彼女に口付けて自らの命を絶ちました。



これは、結ばれなかった二人の物語。
悲しい悲しい物語。
















「正直あの話は子供に読ませるものじゃないよね。」
「そうかな?俺は別にいいと思うけど。」
休学中のハルヒが部屋の家を掃除していたときに見つけた童話。アズリの幼い頃に見た童話「林檎姫と王子様」。
「だって…普通にくっ……くちっ…」
「口付け?」
「そっ…そうっ!//////」
「ふふ。アズリって案外初心だね?」
「初心じゃないっ!!///」
顔を真っ赤にするアズリとは対照的に、ハルヒは極めて冷静で。ハルヒが微笑っている中自分一人が取り乱しているのは嫌だったのか、顔を真っ赤にして黙り込む。
「……あの、さ…。」
「うん?」
「林檎姫と王子様って、悲しいお話よね…。」
「そうかな?」
「うん…。」
そう言ってすっかり顔の火照りもなくただ、俯いて黙り込むだけのアズリを見て、ハルヒはふっと笑みを浮かべた。
「悲しくなんてないよ。」
「……?」
「アズリはさ、死んだらそれで終わりだって考えるから悲しい物語に思うんだよ。」
「だって、死んだら終わりじゃない。もう二度とこの世で結ばれる事はないん、だよ?」
そう言うアズリの言葉にハルヒは微笑って首を横に振ってみせた。
「天国というものがもし本当にあるならば、そこで今度こそ二人は倖せになったんじゃないかな?」
アズリはハルヒの言葉に、何か思い出したように反応を示して微笑を浮かべた。
「…そうだね。どちらか一人が残されたなら、そのほうが不倖せな物語だったかもしれない。でも、」
「でも…?」
「林檎姫はきっとね、王子様が生きてくれること願ってたよ。」
そうぽつんと呟き寂しそうに微笑ったアズリと、一冊の本を見比べてハルヒはふ、と思い出す。
「…そう言えば、」
「?」
「いや、何でもない。」




















り 林檎姫に毒のキスを。
(天国で待っていて、愛しの林檎姫よ、、)(二人が本当に倖せになれたのかどうかはまた、別のお話。)
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